食生活で気をつけること

元気で長生きするための秘訣のひとつに食生活が挙げられます。体は食べた物からつくられているので、しっかりとバランスの取れた食生活を送ることは健康を維持するための基本です。
若い頃は暴飲暴食をしていた人も、年齢を重ねるにつれて健康のために自身の食生活を見直すことが多いです。健康的な食生活に気を付けているという高齢者は多くいますが、食べ過ぎないことだけが大事なのではなく、主食・主菜・副菜の栄養バランスが取れた食事を摂ることが大事です。

近年では高齢者の一人暮らしも多いため、簡単に弁当や惣菜で済ませてしまう人も多いと言われています。誰かのために食事を作るということがなければ、同じものばかり食べてしまうなど、簡単に済ませてしまいがちです。
また、購入する弁当や惣菜などは味付けが濃い場合も多く塩分過多になる可能性もあるので、なるべくなら自炊をする方が体に優しい食事を摂ることができるでしょう。

また、孤食になると食欲が湧かないことで食事量が低下し、エネルギー不足から活力が低下するなどの悪循環に陥りがちです。高齢になると食べる量が少なくなってしまう場合も多いので、少ない量でもしっかりと栄養を摂れるようにバランスを考えて食べるよう心掛けましょう。
たまには会食の機会を設けて楽しく食事をすることも食生活の改善には有効です。

また、最近では高齢者向けの宅配弁当を実施している企業もあります。日替わりで多彩なメニューを配達してくれるので、偏った食生活から抜け出すことができます。