人生を楽しむことが大切

若い頃は多少無理をしても問題なかったという人も、年齢を重ねるに連れて無理がきかなくなってくることを実感することが多くなってきます。暴飲暴食や生活習慣の乱れなどから気付かないうちに体へ負担をかけている場合もあります。
元気で長生きするためにも、加齢を実感し始めた早い段階で生活習慣を見直すことが自分自身のためにも家族のためにも必要です。
高齢者の中には、若々しくはつらつと人生を楽しんでいる人も多くいます。年齢を聞いて驚くほど元気な人もたくさんいます。

加齢を嘆くのではなく楽しむにはどうすればよいのでしょうか。それは、「人生を楽しむ」という気持ちと余裕を持つことです。「認知症になったらどうしよう」「病気になったら」「介護が必要になったら」と先のことをくよくよと思い悩まず、今の自分をめいっぱい楽しんでみましょう。
お稽古事に行ってみたり、健康維持のために運動を始めてみたり、食生活を見直してみるなど、できることはたくさんあります。それを、楽しみながら実践することが必要です。
メンタルを一定に保つことで自分自身の安定にも繋がりますし、周りにいる人からも「サポートしてあげたい」と思ってもらえることが多いです。

高齢になると、自分自身でできないことも増えてくるのは避けられない現実です。しかし、人生100年時代と言われる現代において、くよくよして長生きするよりも楽しく長生きするために、まずは自分が楽しむことを念頭においてみることも良いかもしれません。